2007年12月29日土曜日

いぼで年取り


いぼ(疣)はごくありふれた病気でありますが、気になりはじめると触ったり、いじったり、どうしてもちょっかいを出してしまい、どうしようもなくなります。
今回、顔に出来た疣が大きくなり、いてもたってもいられなく、年末の土曜日にもかかわらず、開いている皮膚科に行きました。

年末最後の診察日というだけあって、二時間待ちの混雑ぶりでありました。
待ち時間にAERAを熟読。
相変わらず皇室関連記事を載せています。
皇太子妃の病状、復帰問題、お世継ぎ問題と書いており、この二時間で現在の皇室について詳しくなりました(知っていてもあまり有用な知識ではありませんが)。
AERAはその昔ニュース週刊誌であったと思いますが、いつの間にか女性雑誌に似たものとなっていました。
今週号の注目すべき記事はオバマ上議院議員の記事か。
オバマさんって誰?という認識しかなかったが、彼の背景はこの記事で分かった。
しかし彼の政治理念や政策などについて触れているところは少なく、惜しい記事であった(そういう雑誌ではないから仕方がないと思うが)。

そんなこんなで二時間、呼ばれていきました。
そこのクリニックの先生は穏やかな方でした。
そして疣の治療・・・・
患部が液体窒素に浸された綿棒に圧されます、ジューっという音と共に暫し痛みが走ります。
あ、ここにもありますねぇ、とまたジュー、ジュー、ジュー・・・
数箇所の治療を行いました。
先生は、顔の疣は再発しやすいのでまた1,2週間後に再来してくださいと。
治療費は1580円なり。

ここでいう疣は、尋常性疣贅とよばれるもので、ヒトパピローマウイルスの感染により発生します。
ヒトパピローマウイルスは人にしか感染しないウイルスで、数多くの亜型があります。
足底に出来る疣もこのウイルスによります。
粘膜にも感染し、尖形コンジロームや子宮頚癌の発生にも関連します。
厄介なウイルスであります。
私の顔面の皮膚にもこのパピローマウイルスがいるということになります。
どこから来たのか分かりませんが、しばらくはウイルスとのイタチゴッコが続くかと思うと、げんなりしたりもします。
民間療法であれこれとあるようですが、根本的な治療はないと考えられているそうです。

いぼ取り地蔵・観音と呼ばれるものが全国各地にありますが、こんど試しにお参りに行ってみます(笑)


治療後2時間たちますが、疣にあった痛痒さも薄れてきました。
疣が落ちる頃には、新年を迎えていると思います。

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