2008年8月6日水曜日

マイマイガ

ご近所でマイマイガが大量発生しているそうです。

確かに朝の通勤路で蛾の屍骸が目に付くと思っていたら、ニュースになっていました。

マイマイガはドクガ科の蛾ですが、毒はなく、幼虫が樹木を食い荒らすということで害虫に分類されるそうです。
幼虫は別名「ブラサガリ毛虫」とも呼ばれ、蛹は典型的な蓑虫となるそうな。

各地で時々マイマイガが大量発生し、2年ほどでぴたりとその姿を消すそうです

ではなぜにその姿を消すのか、調べてみました。


マイマイガの大量発生時、幼虫期に昆虫疫病菌であるEntomophaga maimaiga、または昆虫ウイルスである「マイマイガ多角体病ウイルス」に感染し、大量発生は収束に向かうそうです。
Entomophaga maimaigaは真菌の一種、多角体病ウイルスはバキュロウイルス。
これらを使い、大量発生を防ごうとする試みもあるそうです。
いずれにせよ、これらの疫病の流行を待ち、収束まで我慢するしかないのでしょう。

広島県林業技術センターのHPにはマイマイガ大量発生時の実証的研究が報告されております。

2008年7月21日月曜日

腰イタ日記6

椎間板造影して一週間。時々痛む程度まで痛みは緩和。
減圧+ステロイドはよく効いた。

日常生活は無理をしなければなんとか送れるまでになってきました。
ちょっと調子にのって、昨日から小旅行。
目立った痛みはないので、回復までそう遠くはなさそうだ。

そろそろ本格的に仕事に復活しようかな。

2008年7月13日日曜日

腰イタ日記5

ここ1ケ月は薬物療法(痛み止め、コデイン、パキシル)で過ごしてきた。
ただどうしても痛いときには硬膜外ブロックのお世話になっていた。

先日、朝から足の痛みがひどく、辿り着くように麻酔科受診。
硬膜外ブロックをしてもらったが、いつもより注入量が多い?と思っていましたら、担当の先生曰く、
「今日は多めに入れときましたので、ゆっくり休んでください」
と嬉しい一言。
じわじわ効いてきて、痛みレスのひと時を満喫。
ただ抜けるのも遅く、立ち上がれるまでに3時間ぐらいかかりました(笑)

薬物療法だけでは埒があかないので、いよいよ椎間板造影に挑むことにしました。


椎間板造影は、背中から長く、太い針を椎間板まで差込み、椎間板に造影剤を注入して椎間板の変性などを調べる検査であります。
現在、MRIが発達しその診断的な意義が薄れつつありますが、髄核の変性や脱出具合を見るには重要であり、さらに痛みの原因かどうかの確認意味合いもあるとのこと。
また椎間板に穴を開けることにより、椎間板の中身が出ることによりその内圧も減じることが出来、間接的にヘルニアによる神経根の圧迫の軽減にもつながることがあるそうです。

今回は、椎間板造影→ステロイド注入→CT撮影のフルコースをしてきました。
まず透視台に横向きに寝かされ針を刺されますが、意外なところから刺されました。
腰骨の端っこからざっくりと、椎間板めがけて刺されました。
針が身体の中を進むときには、なんとも言われぬ熱い感じがします。
椎間板に辿り着く時には、ブチ、という感覚が身体に伝わります。

そして造影剤を注入するわけですが、入れられると背中が内側から押されるような痛みが襲います。
暫くすると、坐骨神経痛で痛いケツ・モモの後ろと、足首にあの痛みが走ります。
この部分に痛みが出てきたことを告げると、やっぱりこの椎間板のせいですねぇ、と。
何枚か写真を撮って、椎間板にステロイドを注入、これも結構痛いです。

この後、CT撮影で終了。

検査から3日たちましたが、以前に比べればあのイタタターという痛みは軽くなっています。
それが髄核が抜け、除圧されたせいなのか、それともステロイドの効果なのかはまだわかりません。

しかしあの針の長さと太さはありえないものでした・・・

2008年6月17日火曜日

腰イタ日記4

今日で腰イタ+坐骨神経痛、3ヶ月経過。
月曜日に麻酔科の先生と今後について相談。
神経根ブロックが無効のようなので、これからの治療をどうするかなど。


まず痛み止めについて。
神経根が圧迫されて起こる痛み、坐骨神経痛には所謂”痛み止め”があまり効かないので、抗うつ作用のあるパキシルと痛みのレスキューとしてリン酸コデインを使ってみる。
ヘルニアに対しては、ヘルニアを起こしている椎間板の髄核を少し抜いてみる治療を考えてみる、とのこと。
背中から針を刺して、髄核部分をダラダラと外に出してしまう治療で、経皮的椎間板髄核摘出術とは違うようだ。

昨日のよるパキシルを飲んでみる。
朝起きたときの痛みが3割ぐらい軽い。
日中も”イタタターッ”という動いたときに足に響く痛みが少ない。
パキシルが効いているのかも知れないし、プラセボ効果かもしれないが、昨日よりいいのは確かだ。
今晩もパキシルを飲んでみました。
明日も症状の軽快があればパキシルの効果かもしれません。
何れにせよこの坐骨神経痛には中枢神経系の関与が強いということなのでしょうか?

2008年6月13日金曜日

腰イタ日記3

腰イタというより、現在挫骨神経痛がひどい。
すでに二カ月目に突入。

痛みはいいときは少ないが、悪いとそうでもない日があるが、毎日痛いです。
硬膜外ブロックは一時凌ぎにはいいのですが、効果持続は悪いです。
デカドロン入り硬膜外ブロックはいいのですが、そうそうできません。

先日、痛みのおさまりの悪さに麻酔科の先生が神経根ブロックをしてくれました。


ものすごく痛いということでしたが、神経鞘をツプリと刺す時に悲鳴を上げたのみで、神経にはズブリとされませんでした。
神経根の造影をして、ステロイドを局注。
少々バテマシタ…
造影を見ましたが、造影剤が中枢側にあまり流れず、圧迫・癒着があるかもということでした。

翌日の今日、やはり痛みがあります(前日比3割減)。
あとは椎間板造影か手術かというところまできてしまいました。
神経根ブロックは期待していたのですが…


2008年6月1日日曜日

腰イタ日記2

先日、硬膜外ブロックなるものを受けてみました。

今回の痛みの原因は腰椎5番と仙骨の間のヘルニアが、神経根をグリグリするために起こる坐骨神経痛だということで、整形外科医から麻酔科でのペインクリニック行きをすすめられました。
麻酔科受診は初めてなので、その記録。


麻酔科というところにはおそらく縁はないだろうと思っていましたが、これからは長い付き合いになるのでしょう。
先ず担当の先生と少しばかり話した後、早速硬膜外ブロックをすることになりました。
麻酔をかけるのは問題の部分の神経根付近、結構深いところにあります。

まず刺すところに軽く麻酔(これが結構痛い)、暫くすると徐に変な圧迫感があります。
針を目的地にまで刺しているのでしょう。
ちょっと間が空き、じわーっとなんとも言われぬ、温かいような、鈍いような、変な感覚が腰いっぱいに拡がります。
麻酔薬注入中なのでしょう。

終わりましたよと声をかけられ、一時間ほど安静にする。
5分おきに血圧測定が続く・・・

安静後、起きてみると、嘘のように坐骨神経痛が消えている。
思わず痛かった尻を撫でてみるとなんと全く感覚がないではありませんか!
麻酔をかけたので当たり前といえば、当たり前でありますが。

外来を出た後、小用をしようかとチャックを開けると、なんとあそこも全く感覚がありません。
まるで他人のXXを持っているような、不思議な感覚。
暫くは痛みから解放!!

しかし4-5時間もすると、また例の痛みが・・・

やはり硬膜外ブロックでは限界があるのですね。
そういえば担当医にも、神経根ブロックを考えておいてね、とニヤリとされていました。

2008年5月29日木曜日

腰イタ日記1

腰痛の記録を綴ります。

4月上旬、以前からの腰痛が再発。
原因は腰椎ヘルニア。

4月中旬、腰痛は軽快しつつあるも、殿部(おしり)―大腿裏―フクラハギにかけて痛みが出現。
整形外科を受診し座骨神経痛と診断、痛み止めと、安静を言い渡される。

五月上旬、どうでもいいが血栓性外痔核も合併。
ダブルの痛みにのたうちまわる。

5月中旬、腰痛はないが座骨神経痛はよくならず、生活にも支障が出てくる。

5月21日、久しぶりにMRIをとる。
昨年とヘルニアは変わらず、整形外科医の紹介で麻酔科へ・・・

TeX, LyX, biblatex, 日本語文献

 備忘録として TeXで文書を書くことが時々ある。引用文献がある文書だと、Wordは昔から使いにくいことがある(MendeleyやEndnoteを使うという手もありますが)。 TeXでの文献管理はbibtexを使用するが、慣れれば便利なもの。  長文で、本文も参考文献も織り交ぜな...