2008年2月11日月曜日

トリスタンとイゾルデ、そしてシベ超~シベリア超特急3

三連休の中日、初日は丸一日仕事があったので昼ごろまで不貞寝。
ゆっくりと午後の惰眠をむさぼり、父母と夕飯を食う。
その帰り道、なんとなく国道沿いのレコード店に立ち寄った。

何が欲しいというわけではなかったが、無性にワグナーが聞きたくなったので一番安い(1000円)クナッパーツブッシュによるワーグナー:名演集を購入。
さっそく車の中で聞いてみた。

録音は古いが、音はそれほど悪くない。
しかしながら、全体的に抑制の聞いた演奏で、運転中にテンションが上がるということはなかった。
イゾルデの愛の死はもっと、ほら、なんというか、という感じで焦れた感じが歯がゆい。
私はワーグナーにはまったく詳しくないが、よく聞く機会がある「トリスタンとイゾルデ」の序曲と愛の死が好きだ。
好きが高じて、ピアノ譜を入手し、独りワーグナーをやったこともある。
それでも愛の死を聞きながら、車の往来が少ないよるの国道を走るのは気持ちがいい。

ワーグナーのCDを手にした後、ふとDVDコーナーに立ち寄り「し」の欄に目を走らせる。
あった、しかも1~5まで揃っている。
ご存知Mike Mizuno主演・監督のシベリア超特急。
1と2は見たのですが、3以後は予てから見たいと思っておりましたが、近所のタワーレコードやバージンにはなく、わざわざ通販で買うものでもないとあきらめていましたが、郊外のこの店にはありました、いい店です(笑)。
さっそくシリーズ3、シベリア超特急3 ~60年目の悪夢~を購入。
トリスタンとイゾルデに火照った気分で早速鑑賞。

ストーリーの紹介はWikipediaやAmazonに譲るとして、今回は現代と60年前を行き来するストーリー。
General Yamashita役のMikeはややお疲れ気味で、1,2のころのキレがありませんが、それを補うだけの三田佳子の演技が光ります。
ご家族の問題であれやこれやと言われましたが、やはり三田佳子さん、いい役者です。
加えて、川島芳子役で宝塚元トップの大浦みずきさんが出演、はまり役でした。
そんな脇に固められ、シベ超3はわりといい作品だったのではないかと思います。

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